絵を描けるっていうのはかなりのアドバンテージになるのだと分かった。
そもそも私の場合は絵を「描けている」といえるかどうか分からない。絵くらい誰でも描けるが、問題はその絵を発表する勇気があるかどうか、ということな気がする。
そう、私は発表した。下手だとは分かっていた。勇気があったわけではない。世の中に対して「多様性」をアッピールしたかったのだ。
「たとえ絵が下手でも表現するのは自由じゃん」というアッピールだ。
そもそもアピールのことアッピールって言うのが正しいかどうか分からない。けどなんとなく語呂がいいからアッピールって言ってみたい。表現なんてそんなもんだ。
「ユースケ・サンタマリア」という芸名にはすごく「自由」を感じる。日本人なのにファーストネーム、ラストネームを入れ替えて、おまけに全部カタカナだ。おまけに「サンタマリア」だ。すごく自由。
わたしもそんなペンネームにすれば良かった。
タカハシ・アームストロング
とか、
アンダーソン&安藤さん
とか、
ヨーコ・ビーフストロガノフ
とかにすればよかった。
うん、
そう
そうすればよかった